「体が歪むと良くない!」ということは何となく分かっていても、どんなときに歪むのかちゃんと理解している方は少ないと思います。
「知っているよ!姿勢が悪いと歪むんでしょ!?」
とおっしゃる方も多いと思います。
その通り!
ただ、具体的に、どのような姿勢のときに、どこがどのように歪んでくるのかをしっかり説明できますか?
本来、体の歪みを整えることが仕事である整体師でさえ、これをちゃんと説明できる人はほとんどいないのが現状です。
体はどんなときに歪むのか?
それは・・・
圧力が掛かると、体は歪みます。
「えっ!!どういうことですか??」と思われる方もいらっしゃると思います。
下の写真をご覧ください。
この写真はドコモさんの公式サポートに掲載された写真をお借りしました。
「指に引っ掛けてスマホを使用していると、指が変形してしまうから気をつけましょう」という内容の文章でした。
このような状態をテキストサム損傷と呼びますが、これが歪んでいるということです。
(詳しくはスマホによる歪みもご覧ください。)
どういうことかというと、
スマホが指の骨に一定の圧力をかけ続けることにより、骨自体が歪んでくるのです。
そして、これは指に限ったことではありません。
分かりにくいだけで、全身のあらゆる箇所で同じ現象が起きているのです。
下の写真を見てください。
車の窓から腕を出していると、圧迫された部分が歪んできます。
椅子に浅く掛けていると、椅子のふちに圧迫された部分が歪んできます。
そうして出来た歪みが体に負担を掛けて、様々な不調を引き起こしているのです。
次回は他の例も挙げて歪みを説明していきますね。