体が圧力によって歪むことは前回の投稿(どんなときに歪むのか?)でお話しました。
そして、わたしが毎日患者さんのからだを診させていただいて感じるのは、
歪みのほとんどは日常生活の『癖』が原因 だということです。
普段、わたしたちは日々の生活の中で様々な『癖』をしています。
もう何年も当たり前のように繰り返しているので、自分の中ではまったく自覚がない『癖』もたくさんあります。
でも、そういった『癖』により、からだは圧迫され、様々な不調が引き起こされているのです。
具体的にみていきますね。
写真のように頬杖をついていると、顎と手のひらが圧迫し合うので、そのどちらも歪んできます。
顎が歪めば顔の歪みにもつながるし、頭痛や首痛などの原因にもなります。
手のひらの歪みは腱鞘炎や肩や首の痛みの原因にもなります。
あしを組むと左右のあしの重なり合う箇所が歪んできます。
あし組みで出来た歪みは膝痛や腰痛、座骨神経痛などの原因になります。
よく、左右交互に組めば、バランスが良くなると勘違いされている方がいらっしゃいますが、左右とも同じように歪んでしまい、歪みが増えるだけです。