今回は、痛みの「原因」と「きっかけ」は別だよ、という話をさせていただきます。
例えば、重いものを運んだら腰痛になったとします。
すると、多くの方は
『重いものを運んだことが原因で腰痛になった』と思ってしまいます。
また、デスクワークの仕事を始めたら、肩こりになった人は、
『デスクワークが原因で肩こりになった』と思ってしまいます。
でも、重いものを運んだことやデスクワークは「原因」ではありません。
これらは症状が発症する「きっかけ」に過ぎないのです。
じゃあ、「原因」は何なの?
という話になりますが、「原因」は体の歪みです。
更に言うと、その歪みをつくっている日常生活の『癖』です。
(詳しくは『癖』で体は歪みます。をご覧ください。)
体を歪ませた状態で、重いものを運ぶから腰痛になるのです。
体を歪ませた状態で、デスクワークをするから肩こりになるのです。
つまり、順番的には
①「原因」は体を歪ませること
↓
②「きっかけ」は負荷の掛かる行為
↓
③「結果」は痛みや不調を発症
ということになります。
皆さんの思っていた「原因」は実は「きっかけ」に過ぎず、本当の「原因」はその前につくられているのです。
下の画像は一例です。
「原因」である体の歪みがなければ、重いものを運んでも腰痛にはなりません。
目を向けるべきは「きっかけ」ではなく、「原因」だということを是非覚えておいてくださいね。
自分の体の不調の本当の「原因」が知りたい!という方は是非ご相談ください。