前回、『スマホ依存』と体の不調についてお話しさせていただきました。
今回は具体的にスマホをどんな風に使うと歪むのか、を説明していきますね。
正直、使用頻度に関わらず、スマホを持っている方は大なり小なりスマホによる歪みがあります。
「そんなに使わないから関係ない」と思わず、よくチェックしてみてくださいね。
指の歪み
どんなときに歪むのか?でもお話ししましたが、スマホを指に引っ掛けて使用していると指が歪んできます。
こちらの写真は以前も使用させて頂きましたが、ドコモさんの公式サポートで公開された写真です。
歪みの大きさに個人差はありますが、かなり多くの方に指の歪みはあります。
使用するとき以外にも、スマホを置いてある場所からつかむ際、また持ち歩く際に指を引っ掛けている方もいらっしゃいます。
指が歪まない持ち方
じゃあ、どうやって持てばいいんですか!?と困惑している方は下のイラストをご覧ください。
片手で使用するにしても、両手で使用するにしても指を引っ掛けず使用することはそんなに難しいことではありません。
まだ指が歪んでいない人はこれからも歪まないように、既に指が歪んでしまっている人はこれ以上歪まないように、是非一度チェックしてみてくださいね。
手のひらの歪み
手のひらにスマホを押し付けて歪めている方も非常に多いです。
これは一般の方では歪んでいるかどうかは判断しにくいと思いますが、手の歪みは腱鞘炎や首や肩の不調の「原因」になります。
それと、スマホに関する不調でもう一点。
よく、スマホを使用するときに下を向いている時間が長い為、首がつらくなるという都市伝説がありますが(俗にいうスマホ首)、これは間違いです。
賢明な読者の方はお気づきかもしれませんが、歪みがある状態で下を向いているから、首がつらくなるのです。
逆に言えば、歪みがない状態で、下を向いてスマホを使用しても首がつらくなることはありません。
下を向いてスマホを使用する時間が長い、というのは「原因」ではなく、症状が発症する「きっかけ」に過ぎないのです。
(「原因」と「きっかけ」もご覧ください。)