前回の投稿で皮膚が歪むということを「火傷」を例に挙げてお話しさせて頂きました。
まだ、ご覧になってない方はまずそちらからご覧くださいね。
前回の火傷の例をご覧いただき、「自分にはそれほど大きな火傷跡もないし、皮膚の歪みは大丈夫」と思った方がいるかもしれませんが、実は皮膚の歪みは皆さんが思っているより、よっぽど簡単に起きてしまいます。
どのようなときに皮膚の歪みは起きるのか?ひとつずつ例を挙げていきますね。
・エステ
多くの女性の方が「えーーーっ!!」と思うかもしれませんが、エステで皮膚は伸ばされ、歪んでしまいます。
伸ばされた皮膚は最終的には垂れてきてしまい、歳を取ってからブルドックみたいな顔になってしまう可能性もあります。
リンパマッサージも同じです。皮膚の歪みだけでなく、リンパ管やリンパ節を壊してしまう可能性もあり、非常に危険です。
・低温火傷
こたつ、ストーブ、使い捨てカイロ、アンカ、湯たんぽ、電気毛布、ホットカーペットなどによる低温火傷でも皮膚は歪みます。
低温火傷は発症するまで自覚症状に乏しいケースが多いので、自分では気が付かないうちに皮膚を歪めてしまいます。長時間の使用は気を付けましょう。
・手術跡、傷跡
手術跡や傷跡は皮膚が歪んだ状態でくっついてしまっている場合がほとんどです。
帝王切開や盲腸などの手術跡も同様です。
・肉割れ、妊娠線
肉割れや妊娠線も皮膚を歪めています。
・肌に密着する衣類
肌に密着する、または締め付ける衣類は皮膚を歪めます。動くたびに皮膚は引っ張られ、伸ばされています。
タイツ・ストッキング・ガードル・ボディスーツ、スキニー、スパッツ、アンダーシャツなど。
・サイズの合っていない下着
女性の方はほぼ全員、下着で締め付け、歪めています。
男性の方のボクサーパンツも同様です。
どうでしょうか?
これら以外にも挙げればきりがありませんが、このなかに思い当たる節のある方は多いのではないでしょうか?
エステやサイズの合っていない下着、ガードル、ボディスーツなどは女性が見栄を張るために、体を犠牲にしているようなものです。そうやって作られた美しさは本当に美しいでしょうか?
是非、一度考え直してみてくださいね。