こんにちは、佐藤です。
皆さんは「寝違え」を起こしたことがありますか?
「寝違え」も日常生活の『癖』が原因で起きています。
「えっ!寝違えは寝るときの姿勢が原因じゃないんですか?」
と思う方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
実際、先日もそういう旨のことを仰る方がいらっしゃって、
その際うまくお伝えすることが出来なかったので、その反省の意味も込めて、
今回改めて説明させていただきます(^^;)
まず、
だいたい、どんな症状も【原因】があって、その結果として痛みや不調が起きているわけですよ。
じゃあ、【原因】て何ですか?って言ったら、体の歪みであることがほとんどで、その体の歪みは日常生活の『癖』で作られていることが非常に多いわけです。
(当然ですが、どこかにぶつけた痛みとかは別ですよ。)
で、歪みのある箇所に負担が掛かることをするから、それが【きっかけ】となって痛みが出てくるわけです。
たとえば、腕を組む癖のある人がいるとします。
腕を組んでいると、腕や肋骨の圧迫されている箇所が歪んできます。
この状態で痛みはなくても、すでに首や肩には負担が掛かっています。
でも痛みは出ていないので、本人はこの腕組みが悪いことだとは思っていません。
で、この歪んでいる状態で変な格好で寝る。
朝起きたら、寝違えてた!!
さあ、寝違えの【原因】【きっかけ】は何でしょう??
もう、お分かりですよね?
【原因】腕組み→【きっかけ】変な格好で寝る→【結果】寝違え
ということになります。
だから、このケースだと直すべきは「変な格好で寝る」ことではなくて、「腕を組む癖」なんです。
(あ、もちろん、腕組み以外にも寝違えの原因になる『癖』はたくさんありますよ。)
どうでしょう?
何となくご理解いただけましたでしょうか?
よく分からなかった方はご来院の際におたずねくださいね。